「結城つむぎ展」②

結城つむぎは
着込むほどに味わいを増し、
はじめはマットな質感であるのが、
洗い張りを繰り返すごとに
表面の毛羽がとれ、
光沢を増していきます。

 

 
誂えたその日から、
布の風合いを育てていくような感覚で
お召しいただけます。

 

 

結城つむぎの糊付けは
小麦粉を使う特殊なもののため、
結城の産地での湯通しをお勧めします。
 
糊抜き・天日干しを経て、
柔らかく着心地の良い布になります。
 
結城つむぎの「湯通し」とは、
織る前につけた糊を
糸の芯にわずかに残して抜く作業で、
結城つむぎを完成させる上で、
重要な最終工程です。
 
湯通しの不良は、
折り目切れやこじわの原因になります。
また、結城の独特のやわらかさや風合い、着心地を
最大限に引出すためには重要な作業です。
 
ですから結城で湯通しをして、
はじめて結城つむぎが完成されるといえます。
 
結城つむぎの湯通しは手間がかかります。
 
結城つむぎは織る時に使うのりに
小麦粉を使っています。
 
小麦のデンプン質を分解するには
大量のお湯を使い、
一反一反手で湯通ししていきます。

 

 

また、反物によって
使われているのりの量も異なるため、
職人さんたちが指先で
常に反物の状況を感じながら
作業をしていきます。
 
お客様の好みにあわせて
のりの落とし具合の要望を
聞くことも出来ます。
 
その後天日干しをします。
天気の状態により納期が変わってきます。

 

 

実際に結城つむぎを着てみると
繭につつまれている感じで
なんともいい着心地です。
 
結城つむぎの着心地は、
このような丁寧な湯通しが
重要なポイントといえるのです。

 
・・・つづく

 
 

「結城つむぎ展」開催中!
2月9日(金)~12日(月・祝)
●本場結城紬●いしげ結城紬●結城帯
○夏結城○ちぢみ結城○結城紬×貴久樹ほか・・・

 

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